『部屋の掃除』
彼女の趣味だ。

『遺書を考える』
彼女流の暇のつぶし方。

『いつ死ぬのかな』
彼女の口癖。


彼女と僕
ある時僕が言った言葉。
「死ぬために生きてどうするんだよ」

「あら、人は死ぬために生まれてきたのよ」
其れに対して言ってきた彼女の言葉。


ひどく無気力なようなのに彼女はきちんと毎日を過ごしている。


「だって自分で死んで誰にも発見されないなんて悲惨じゃない」


あぁ、そうですか。
どうやら彼女は自殺より他殺のほうがお好きなようだ。

「別に殺されたいなんて思ってないわよ。できる限り楽に死にたいだけ」



何だか、このままいくと永遠に終わらないような気がする。

「考えてることがすぐ、顔に出るのがいけないのよ」








彼女と僕の日常。
何処かずれてるけどこれが正常。