「どんな感覚なのかしら…」
「目を見てりゃ簡単にわかる。」
そんなに判り易い目をしているのかしら。
でも…
「ねぇ、どんな感覚だと思う?」 「死んだときの感覚なんか考えたくもないね。」
ほら、やっぱり違う。
「くく、馬鹿ねぇ。あたしも死んだ時の事なんか考えたくもないわよ。」
其のままあたしが笑い続けていると 彼は自分の勘違いに気付いたらしく
「…どっちにしたって似たような考えだろうが!」 「ふくく、まぁね。」 彼とあたしの日常。 何処かずれてるけどこれが正常。